自分の耳に合った耳栓を見つける方法やおすすめの耳栓の紹介

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耳栓、イヤーマフの効果的な使い方や選び方

自分に合った耳栓の選び方

 耳栓にも、様々な種類があり、タイプや種類によって遮音できる周波数(高い音・低い音)が違います。目的に合った耳栓を選ぶようにしましょう。

1.耳栓のタイプ

 耳栓の種類は大きく分けて三種類。耳の形状にも馴染みやすく、品質の良い製品が多いのは「フォームタイプ」です。「初めて耳栓を買う!」とか、「どの耳栓を購入すればいいか分からない」という方は、まずはフォームタイプの製品をおすすめします。

種類 フォームタイプ ソフトフォーム フランジ
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特徴 最もスタンダードなタイプ。製品の種類も多く、日本で購入できる耳栓のほとんどがこのタイプ。 フォームタイプより簡単に装着できる。フォームタイプは圧迫感が強くて耳が痛くなる人向け。圧迫感を抑えた分、密接度が下がるので遮音性は下がる。ただし、製品の種類は少なめ。 耳の中に入る部分を触らずに装着できるタイプです。砂や埃が舞う現場での使用を目的としてします。装着感はフォームタイプに比べて劣る。あまりお店では見かけないタイプで、一般向けではない。
2.耳栓の種類

 耳栓の性能は「NRR」という遮音値で示されます。単位はdB(デシベル)で、耳栓の外装には「NRR30」「30dB」といった表示の仕方がされています。この値が大きければ大きいほど、耳栓の性能が高いということになります。ただし、同じNRR33の耳栓でも、製品によって遮断できる音の特性が違います。例えば、以下の図のように、高音を遮断するのに優れた製品、低音を遮断するのに優れた製品がありますので、防ぎたい騒音に合わせてお選びください。

低音の騒音に優れた耳栓



NNR33 NNR33 NNR33
50円~80円程度 50円~80円程度 50円~80円程度
MOLDEXの耳栓は、高音・低音ともに総じて遮音性が高い。防ぐことが難しい低音も、この耳栓で防ぐことが出来た。海外製品の為、yahoo!オークションや海外個人輸入など、ネット通販を使って入手する事になる。 MOLEDX camoに比べて柔らかい素材の耳栓。遮音性は、MOLDEX camoとほぼ同等。 耳栓の中では最も遮音性が高いとも言われる製品。これで防げない騒音は、他の騒音でも防げないと思う。素材は硬く少し大きめ。MOLDEX同様、海外製品の為、ネット通販での入手となる。
高音の騒音に優れた耳栓



NNR33 NNR33 NNR32
50円~80円程度 50円~80円程度 300円~600円程度
MOLDEXは、高音の遮音性にも優れているので、性能的には文句の付け所が無い。海外製品の為、入手のしにくさが欠点。 MOLDEX camoに比べて柔らかい素材の耳栓。遮音性は、MOLDEX camoとほぼ同等。 柔らかく小さめなのに、高音ならMOLDEX同等の遮音性を誇る。薬局などでも販売されていて入手はしやすいが、日本メーカーの製品なので値段は若干高め。
低価格・入手のしやすい耳栓



NNR29 NNR32 NNR30
50円~150円程度 300円~600円程度 50円~150円程度
ダイソーに売ってある橙色の耳栓。高音・低音ともに、遮音性が優れているとは言えないが、100円ショップや薬局でも販売されているので、入手のしやすさは抜群。 日本で売られているちょっと高めの耳栓は、大抵この製品。価格は高いが、空港や駅の売店・薬局でも売っているので、入手はしやすい。 ダイソー売ってにある緑色の耳栓。オレンジの耳栓に比べ、少し性能は高いが、最近、商品棚に並んでないお店も増えてきた。
耳へのフィット感が優れた耳栓



NNR32 NNR29 NNR33
300円~600円程度 50円~150円程度 50円~80円程度
遮音性の高い耳栓は、硬くて大きいものが多いが、この製品は柔らかく小さめ。低音の遮音性は低いので、高音の音を防ぎたいときにはオススメ。値段の高さが欠点。 ダイソーで買える耳栓の中で、一番耳へのフィット感が高い製品。柔らかい素材で、耳への負担も少ない。 MOLDEX camoを柔らかくした製品。Howard Leight MAXやMOLDEX camoで耳が痛くなる人は、こちらを使ってみてはどうでしょうか。

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