アパート・マンションの騒音トラブルに合わない為に壁の分厚さを確かめる方法

アパート・マンションの騒音対策
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騒音被害を受けない為の賃貸物件の選び方

壁の遮音性を確かめる

 確実に物件の防音性を確かめる方法は、実際に下見をして自分の耳で確かめる事です。管理会社や不動産屋から与えられる情報には、防音と深い関わりのある遮音材、吸音材(グラスウール、ロックウール)、遮音シート、の有無、壁の厚みなど、詳細な情報が与えられることはありません。不動産屋に「防音材はどうしてるか?」「「壁の厚みは?」なんて聞いても、まずそこまでの情報を把握していませんから、望んだ回答が返ってくることはないでしょう。

 まずは、下見を行う時間です。上下隣の住人が在宅してそうな時間(平日19時~、祝日12時~)に、不動産屋さんと物件の下見に行きましょう。部屋に入ったら、壁に耳を付けてみて下さい。あまりにも隣の部屋の音が筒抜けてるようだったら、見送りましょう。隣の住人の話声やテレビの音が、丸聞こえな物件もあります。よく「壁を叩いて硬そうだったら大丈夫で、コンコンと軽い音がしたら駄目」みたいな話を聞きますが、コンクリートの壁にボードを貼り付けてクロスを張ったものを叩けば軽い音がするし、コンクリートの壁に直でクロスを張ったものを叩けば硬い音がします。どちらも壁の厚さが同じなら、防音性は変わりません。

 もし、隣の部屋が空き部屋なら、実際に友人等から隣の部屋に移動してもらい叫んでもらったり、壁を叩いてもらったりして、どのくらい音が響くか携帯電話で話しながら確認するのもいいでしょう。ただし、あらかじめ、「隣の部屋からの防音を確かめたい」と不動産屋には伝えておきましょう。 下見の際、隣の部屋の鍵も持ってきてもらう必要があります。


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